22日目

今日はサマースクール最終日。帰国のためだけの一日である。残念ながらブログに書くこともあまりない。
朝の五時、出発の時間だ。微睡みのなか3週間の南京生活に別れを告げる。「もうちょっと真面目に中国語を勉強しておくべきだった」「どこどこに行きたかった」「なになにをしたかった」、別れを惜しむ言葉はとどまるところを知らない。「また来ればいいさ」誰かのつぶやいていた。続きを読む »

21日目

今日は南京での生活最終日である。お粥、漬物、肉まん、野菜、西瓜、といった毎朝の朝食も今日が最後で、最初は慣れなかったものの、今となっては明日から食べられないのが少し寂しく感じられるほどである。
17時半から晚餐があるが、それまでは自由行動である。各々が、まだ行くことのできていなかった観光地へ行ったり、買いきれていないお土産を買いに行ったり、と活動した。続きを読む »

20日目

目を覚ますとバスは高速道路を軽快にとばしていた。時刻は13時45分。廬山を出て約一時間が経過した。
空は快晴。昨日からの悪天候が嘘のような青空である
しかし私たちはバスの中。あと5時間はバスの中だ。南京につくのは夜の7時を予定している。
ふと外を見ると道路上に黄色い何かが落ちていた。キツネの死体のように見えたが、段ボールが落ちていただけかもしれない。続きを読む »

18日目

今日からいつもとも違う日が始まる。昨日分の記事にある通り中国語の勉強がないのである。ではなにが始まるか、廬山観光である。その一日目をリポートしようと思う。いつもと違い起床は早い。なぜなら廬山に行くのに6時間もかかるからである。多少の寝坊はあったものの無事出発した。続きを読む »

19日目

サマースクール19日目。今日は廬山観光2日目である。
天候が悪いので、全員そろって雨よけカッパを買って、いざ出発!!外は一面分厚い霧に覆われていて、10メートル先になると人がいるのもほとんど分からないくらいあたり一面真っ白だった。こんな天気で観光なんてできるのかと誰もが心の中で思っていただろう。続きを読む »

17日目

中国語サマースクール17日目。今日は最終テストの日である。昨日は朝から晩の9時半まで授業が詰まっており、夜遅くまで試験勉強をしていた同学が多いようだ。みんな眠たそうな顔をしている。
1時間目は会話試験。僕たちのクラスでは、計画生育政策の是非について賛成方と反対方に分かれて討論を行うという試験であった。討論は黒板一杯に図や文字を埋め尽くしながら、終始笑顔溢れる楽しげな雰囲気のもと行われた。全員が熱く意見を主張しているうちに、いつの間にか指定時間の1時間が過ぎていた。続きを読む »

16日目

中国語サマースクール授業最終日である今日は、とてもハードな一日であった。明日に予定されていた中国書画(書道と篆刻)の授業が、今日の十二時半からに変更されたのだ。担当の王新建先生が急遽出張することになったためである。これによって、普段は12時から14時までの2時間であった昼休みがたったの30分になってしまった。当然ながら、最終日の感慨にふける余裕などなく、筆者もこの記事を書く段になってようやく一息つき、このサマースクールを振り返っている。続きを読む »

15日目

中国語サマースクールも2週間を終えた。本日は2度目の完全休日だ。同学たちは各々の趣向に従っておもいおもいの休日を過ごしたことであろう。昨日リハーサルをしたお茶会組は今日も夜から再度リハーサルを行うようである。昨日も夜中の4時近くまでミーティングを行っていたようだ。頑張り屋の同学に頭があがらない。火曜日のお茶会を南京大学の学生が楽しんでくれるといいが……。

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14日目

17日土曜日。本日全体で動くのは、夜に昆劇を見に行くだけであり、自由時間が多かった。筆者は、先週熱中症の危険を恐れ、みなで訪れることができなくなった中山陵と、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館(通称:南京大虐殺記念館)に行くことを考えていた。しかし、当日の朝になってやっと、実際に行くことと行くメンバーが確定した。また、ほかの多くの学生は、来週南京大学の学生との交流の一貫としてこちらの有志の学生が20日に催すお茶会の準備等を行った。続きを読む »